- 2008-04-28 (月) 22:11
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- [NOVEL] 彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく (雪野紗衣)
予告されていた通りに、前巻の藍家からひるがえって今回は紅家の話。追いおとしの対象となったのは絳攸。監察御史として秀麗は弁護に動くが…。
というわけで、今回はとことん表は政治モード。監察御史な仕事の時はいつもそうだけれども、前提が素直じゃない。協力者に権力はあるけど動けない/動かない人が多いのでぎりぎりで踏み止まるわけですが、それすらも結局人脈なわけで、悪役がはっきりしている分政治劇として見ると少々物足りなくはある。
静蘭が画策すれば面白い構図なんだけど、基本的にそう動かない人物だしねえ。なんだかんだ言って仙人や幽霊がこっそり出歩いている中国風ファンタジーなのでたまにデウスエクスマキナもあるし。話としては、流行り病の前後が素直に勢いで動いていただけ爽快感はあった。きっと御史台を抜ければまたいつかそういう風に転がると信じて読み進めるとしよう。次は紅家なので茶家程無様な崩れ方はしないだろうしね。
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