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2008-10-17

表に出たズーミング・ユーザ・インタフェース(ZUI)

Lookup! せんせーしょん:次元を超えた画像解析技術——「Deep Zoom」と「Photosynth」を体験する (1/4) – ITmedia +D PC USER

Zooming user interface(ZUI)をSilverLightという商用ライブラリで公式実装しましたという話。元となったPad++からすると十数年、やっと表に出てきたのかという感慨となる。

そのため関連研究も多く、国内でも Apple で iPhone の日本語 UI に関わっている増井俊之氏の LensBar や、高田哲司氏の見えログも、ドキュメントの詳細度をズーミングするという部分において、ZUI の延長線上にあると言える。iPhoneの操作なども一部そうだし、映画「ジュラシック・パーク」で「UNIXならできるわ!」と使われていたインタフェースもこの系列だ。

現在はまだ本当に超高解像度にズームするだけのようだが、元々のZUIの意義からすると、ズームした状態と引いた状態それぞれにおいて UI が動作する状態になってもおかしくはない。

要素技術は既にあり、例えば、Appple の Spaces は画面を分割した上でそれぞれの画面状況を一望できる。これで直接操作さえできれば、1レベルの段階的ZUIと言っても過言ではない。近年やっとOSに実装されはじめた仮想画面だが、元々そういうものをまとめて視点を拡大/縮小しながら取り扱おうというのがZUIである。

インタフェース研究に貪欲でありしっかりとした研究基盤を持つマイクロソフトが出してきたということは、将来の姿についても実験的には考えているのだろう。3D では LOD(Level of detail)という類似技術があたりまえのように備わっている。将来の姿が楽しみだ。

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