Home > Archives > 2009-04

2009-04

アマリアの歌声

夕食の材料を買いに西友の地下でうろうろしていた時、ふとBGMが耳にとまった。

ファドの女王アマリア・ロドリゲス[1]の歌声をこういう所で聞けるとは思わなかった。いいセンスだ。

  1. ファド→ポルトガル式演歌、アマリア・ロドリゲス→美空ひばり、とするとだいたいあってる。 []

あなたの町へ 来るっトロ! 行くっクロ!

銀座ソニービル外側

今日の仕事場の汐留のすぐ側には銀座がある。そして、今日は上司につっこまれた会議一つを終えると解放される。まだ夕方にもなっていない時刻で十分余裕がある。

というわけで、トロステイベントを見に行ってきてしまいました。

それほど大がかりものではなく、外側にトロとクロのディスプレイと、各キャラクタの立て札。1Fにトロの部屋のジオラマがあって、後はソニービル内の各店舗連動で若干の仕込みくらい。

トロ部屋ジオラマ(1)トロ部屋ジオラマ(2)

部屋は実にオーソドックス。なんというか、キャラクタの他にはちゃぶだいと、いつもの箱位で、トロステらしいカオスな置物はありませんでした。クロの箱が微妙に開いていたのが気になるところです。

トロの銀座案内(PS3)

1Fの隅には、PS3で銀座をトロが案内するアプリケーションがあり、場所を選ぶとトロがローラースケートで銀座の街を走り出します。通っている通りの名前が次々と頭上に表示され、最後に現地に到着して終了。本当に解説もなくただ走るだけなので、これで地理がわかったら凄い。銀座以外にソニービルの中も案内できる様子。

1Fにあるブースで台紙をもらって、スタンプラリーを開始。抽選で、トロとクロのペアクッションがあるようなので、まあ一応。他にも、各店舗で規定の買い物をするとオリジナルステッカー、PCメールニュースに新規登録すると抽選でトロのマグカップ、がある様子。

スタンプラリーはよくあるビルの各所を巡る形…なのだけれども、何故かライフプランニングスクエアとか、マネックスラウンジとか、あきらかにすみっこで普段行かないようなところまで含まれているため、スタンプだけのために行くのが申しわけない位。スタンプは1F(外)、2F、4F、4F(4B),8Fにあるので、5〜7Fはスルーできる。

スタンプラリー(表)スタンプラリー(裏)

8FのOPUSでは、4Kシネマが映せる画面で、トロステ傑作選等を上映。ちょっとだけ見てみると15回のトロステ紹介や、トロの生い立ちのエピソードなど、わかりやすいあたりをまとめている様子。

で、抽選の結果ですが…はずれ。何ももらえませんでした。

部屋だけだと微妙だけれども、大画面でトロステを見てみたい人や、ペアクッションの可能性にかけてみたい人はおすすめです。

グランディア開始

さくさくと開始。コントローラのタイプは、斜め移動を多用するためタイプ4にした。

グランディア2はかなりやりこんだし[1]私の中でかなりマイベスト上位に入る名作だった。風評では2より1を押す人が多いようなので楽しみ。

システム面では流石に2程練れてはいない。シナリオも序盤だとまだまだ様子見というところ。鉱山にいってカザムパス(違)をぶんどってきて、海に出たところまで。

  1. 3やExは忘れるorz []

大戸屋で夕食

梅風味の汁がなかなか美味な秋刀魚であった。満足。

大戸屋 さんまの梅風味な定食

PlayStationNetwork Card

PlayStation.com(Japan)|プレイステーション ネットワーク カード/チケット

PSPでいくつか旧作をやってみようと、ヨドバシカメラでPSNのプリペイドカードを探してみる。事前情報によると、1000円/3000円/5000円の3種類があるようなのだが、店にあるのは3000円と5000円のみ。

店員にきいてみると、量販店には1000円をおろしていないらしい。仕方がないので3000円のを購入してきて、ウェブからサインインしてチケットを登録。

どれにしようか迷った末に、初代グランディアを購入して、ダウンロードしたところで終了。

夕暮れの東京タワー

職場の近くに東京タワーがあるので、帰りがけに新規のお店の開拓もかねて、ぐるりと駅前を一周してみるついでに、各所からの景観をとってみる。最後の夜景がシャッタースピードのためぶれまくっているのがちょっと残念。
東京タワー(1)
東京タワー(2)
東京タワー(3)
東京タワー4

製麺所のやっている店があったので、入ってみる。おすすめの「肉うどん」を注文。うどんのコシが無いので好みのタイプではなく、またくるという程ではないかな。肉も普通。ただ、値段のそれなりの安さと量だけはあるので、丘の上にある学生さん用の店なのだろう。

高本製麺所肉うどん

引越し

とはいっても職場が部署ごと別拠点といれかわって結果として勤務場所の変更になるだけ。荷物は先週末に送付してあるはずなので軽く設置するだけ。

経理が交通費を6ヶ月分一括給付にして、6ヶ月定期で購入したところだったので、経路の変更が微妙に面倒。

ついでに、昼食の場所の変更も問題。以前いたのは5年位前のことなので大分様相がかわっている。ひとまず以前いきつけていた店にいってみたが、そこは残っていてランチのにぎわいもそこそこで一安心。値段は微妙に上がったのかな? 珈琲展とかコンビニとかそのあたりは割とかわっていた。

OpenSocial@mixi

mixi Developer Center (ミクシィ デベロッパーセンター)

mixi がmixiアプリという名前でOpenSocial対応したとのことなので、試そうとしてみる。どうやら、専用に http://platform001.mixi.jp/ というサイトがあるので、そこに登録&利用する形態らしい。アクセスには別途の登録が必要なので、通常利用の人に利用してもらえるわけではないわけだ。ついでに言えば、goo と比べて若干API側で制限があるらしい。

というわけで、一気に気力が減退しつつも、OpenSocial の API と mixi 提供のサンプルを見比べて色々考えてみる。

アイドレスがらみで色々できると面白そうだなとは考えたのだが、文殊から取れるデータが、検索まではできそうだが国名が無かったり性質上個人ページに誘導できそうにない、などで若干利用するには難しい。藩国個々のページは多彩すぎてフォローしきれない。

おまけに最大の問題として、現在はまだ敷居が高いので対象層に使われない。フィードバックを受けることがなければその場の一発屋で終わる。

まあ、そういうわけで今回はほとんど調べただけ。

LX3のアクセサリが到着

注文したのは、アクセサリーシューカバー(フラッシュ用の接続金具部分のカバー)と、普段用のケース。

カバーは、本当は DMC-LX3 にはペンタックスのが丁度らしいのだが、通販では無かったので次点のニコンのものを購入。ぴったり入るので特に次点だからといった事はない。上部から見た時に目立つ金属部が消えて黒の部分が増えるので、雰囲気的にも良い感じ。なお、ドイツ語だと BLITZSCHUH-ABDECKUNG と物々しい。

カメラケースは、色々カラビナだとストラップだのついていたが、全部取り外して利用。実際の利用は、冬なら上着のポケットに入れるし、夏ならベルトポーチで十分。本来は同じ系列だが小柄なDMC-TZ3用のケースということだが、ナイロンで可塑性が十分なので、LC-1 をつけた状態で十分収まってくれる。ただし、あまり耐衝撃性は期待できずに、本当に他のものとの直接干渉防止程度の気休め。

前職場の歓送迎会

4月1日から異動しているのだが、今更送られる側ということで、巣鴨までいって祝われてくる。立場が違うので微妙に変化しつつも、ほぼ身内状態で色々話しあえるのは信頼されているということなのだろう。良いことだ。

もう一人の人は花束を頂いていたが、私は Binary Hacks を頂く。この差が周囲の認識を如実に示しているのだろう。

銀座ソニービルでトロ企画「来るっトロ!行くっクロ!」

ゴールデンウィークは、トロが銀座ソニービルを占領!? – お誕生会も開催

「来るっトロ!行くっクロ!」では、初お披露目となる実物大”トロ”の部屋での記念撮影会や200インチの大画面でトロ・ステーションを放映。加えて、トロ”グッズが当たるスタンプラリーやオリジナルの携帯待ち受け画像の配布などが行われる。

写真に興味はないけれども、トロ部屋とか見にいきますか?>甘味の会方面

バチカンのIPv6対応は100%

New IPv6 deployment statistics

AS(インターネット上で自律しているネットワーク)単位での、ASのIPv6の対応状況[1]が出ているのだが、バチカンの “Holy See (Vatican City State) (VA)” が 100% でどうどうの一位! 日本は 15% で 13 位。

まあ、種も仕掛けもあって、バチカンは IPv4 と IPv6 の数が 1/1 で100%、日本は 82/537 で 15%。純粋な数で言えば日本(82/537)、ニュージーランド(31/173)、チェコ(30/159)、オーストラリア(66/484)あたりが勝者となる。

ちなみに、日本はIPv4アドレス枯渇対応タスクフォースなどで、IPv6の推進を行っているし、一部の税制優遇措置なんかもあるらしい。とっとと並列したいんだけど、メリットを考えると卵が先が鶏が先か…。最低限の対応機器は普及しているけど、運用ノウハウは普及していない、というのが現状。

IPv4枯渇時計 (解説)

  1. 末端まで対応しているかどうかではない []

OracleがSunを買収

Oracle、Sunを買収

色々な意味で「ええー」と思ったニュース。

Oracle の保持する主力のデータベース製品と Sun が持つ MySQL はあからさまに競合するし、他にも似たプロダクトは数多い。Adobe と Macromedia を見ればわかるように、並列しているとロクなことはないし、とがった特徴を出しつつ並列させるなどという離れ業ができれば、そもそも買われていない。

どのようなつもりで買収し、どういうプランをたてているのか…このへんオラクルだと露出が普段から低めだからわかりにくいんだろうな。

信頼性のある辞書(笑)

信頼性でWikipedia対抗 朝日新聞、講談社、小学館など無料辞書サイト – ITmedia News

とりあえず、公開鍵暗号を書いた人は Bruce Schneier に小一時間説教されてきてください。よくもまあという位にツッコミ所が多すぎて、真実を拾う方が大変だ。

伊藤計劃の見た先

伊藤計劃というSF作家の訃報を見て、それを取り上げたニュースやブログでさかんに出た「ハーモニー」に興味がわき、取り寄せて読んでみた。そこで内容が気にいり即座に入手できる残りの「虐殺器官」「METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS」を購入、むさぼり読んだ。そして、「虚構機関」収録の「The Indifference Engine」の著者であることも知った。

「虐殺器官」は民族紛争の影に必ずいる男を追っていくという形で、言葉の背後にある人類としての文法、いわば人間が持つ仮想的な器官としての特性を描きだしている。

主人公が属するのはアメリカの特殊部隊となっているが、「The Indifference Engine」にもあったような薬物その他による心理的ブロックや、周囲と同化するハイテクスーツによるスニーキング、制御された筋肉によるバイオビークルの数々など、自ら明言する通りに小島秀夫の各シリーズの影響等が端々に見てとれる。その後MGS4のノベライズを手がけ、視点をオタコンに据えることにより見事にシリーズ通しての話を結実させたのは、ある意味ファン名利につきる仕事だったのだろう。

ただし、あくまでギミックとしての類似であり、SF的な所の根幹はそこにはない。表題にもなっている虐殺器官は言葉と認識という意味では神林長平や森岡浩之などと共通した部分を持ちながらも、最後まで読みその存在を知った後で読みなおすと、その直接的ではない影響について、上記のハイテク装備や政治的状況と対比してさまざまな認識ができるようになっている。

あえて難を言うならば、話としては当然ながら虐殺器官が虐殺器官に留まってしまったというところだろうか。同じ原理を用いて次の器官が発見され、そして更には思いもよらぬ…というSF的なインフレーションによる発展の余地がまだまだ残されている。もっとも、そうしていたら上記の対比はできないわけで、この根幹となるギミックを絞った上での丁寧さがこの作者の持ち味なのだろう。

「METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS」についてもその点は徹底されており、4の内容を中心に、1,2,3の解説を入れながらも、最後のオタコンの記述でシリーズを通してきちんと軸が通るようにできている。

著者インタビュー:伊藤計劃先生

(虐殺器官について)

だから「解毒剤」がつくられるとしたら、それは「文法」に対する解毒剤というよりは、完全平和状態、完全理性状態を人類にもたらすような、ある意味で「文法」の鏡写し、それはそれで想像するとちょっと恐ろしい別世界をつくりあげるツールになるでしょうね。

そして、このインタビューの一節にあるように、虐殺器官に対するアンチテーゼとなる理想的な社会についてのグロテクスさを書いたのが「ハーモニー」となるのだろう。最初に読了した時には全然そのような事は感じなかったのだが、「虐殺器官」を読み「The Indifference Engine」を読みなおしてから見ると、はっきりと系譜が見てとれる。

「ハーモニー」の世界は、理想的な医療社会であり、体内に埋めこまれた “WatchMe” により健康に悪いことは禁止され、ナノマシンが病気を予防し、拡張現実によるソーシャルアイコンが現実に重ねられて人々は互いに心配しあい深く知りあうことが前提の社会となっている。下手な言い方をすれば、mixiやMySpaceのような社会型評価と資格試験の等級のような公共型の評価が常に ARis や電脳メガネのように現実に重なって提示されているという状況で、しかもその元は個々人の体内情報をネットワーク化して評価した結果から成っている。

そして、そのような社会において更なる調和を持たらずものとして、そのような違和感を抱いており、合法的に社会からはみでている人物の前に、虐殺器官の対偶となるものが徐々に見えてくる。理論は全然違うし、ギミックとしても上記のような社会を元としたものであり直接的な繋がりがあるわけではない。けれども、インタビューの中で触れられていたもの、それがおそらくこのハーモニーなのだろう。

文章は、いきなりXHTML の DOCTYPE 宣言のような文章からはじまる。そのまま XHTML のような要素が続き、時折<list:item>のようなタグ付けされた要素も入る。よく見るとタイトルの正式名称も「<harmony/>」と単独のタグとなっている。一般的にはXHTMLみたいな要素で書いているな、という認識程度でも良いのだろう[1]。そして、この全てが最後に素晴しいSFとして満足するための仕掛けになっている。

虐殺器官で発展させなかったアイデアを、さらに何段階か組み合わせて最初とはかけ離れたところに持ってくる。このSF的な驚きと満足を味わせてくれる仕掛けに気がついた時、この著者の他の作品が強烈に読みたくなった。

インタビューにはこうもある。

(次回作について)

うーん、いろいろ考えてはいるんですが、まだ決まっておりません。核が通常兵器化した世界を書きたいなあ、と思ってはいるんですが、大ネタが仕込めずに苦しんでおります。全然別の話をやるかもしれません。なにぶん右も左もわからぬ新人ゆえ、担当してくださっている方と話し合っているところです。

この話は、読めていない連載時の短編などで収録されているのだろうか。それとも、まだ見ぬ物語の元となるアイデアだったのだろうか。

単発単発の作品が良作である作家は多いし、きちんと筋の通った大長編を物にする作家も中にはいる。だが、関連の無い作品全体の連なりで語れる作家はそうはいない。次の長編はどのような発展を遂げていたのか。それをもう読めないことに、遅まきながらのファンとして悲しみを覚える。

  1. XML のバリエーションとして見ると、value が quoted でないのがすごく気にかかるが、おそらく可読性を優先した意図的なものなのだろう。 []

Home > Archives > 2009-04

Return to page top

123