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天冥の標2 救世群

異星植民地での階級闘争に色々混じった1巻からがらりと趣をかえて、今度は過去の地球でのパンデミックもの。

とにかく前回も出た冥王斑が主役であり、思わず「監修:瀬名秀明」とか「八代博士への謝辞」とかを探してしまった位。少なくともインフルエンザ21世紀は参考書に入っているだろうという位に、複数の主人公の視点を通した、まっとうな(?)息を飲み拳に力入る疫病対策物語となっている。

後は、以前は無かった性的なシーンが結構増えた、というか具体的になっていた。それだけに終盤が痛ましいことになっているわけだが…。手塚治虫的な手法で実に効果的だった、とだけ書いておく。

なお、今回も色々な課題を残しつつ物語としては「転」のところで続くとなる。次はまた別の話のようなので、まだまだ序盤ということなのだろう。何年先になるのかはわからないが、間を繋ぐにかわとなる話が楽しみだ。

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